正覚院とは
正覚院(しょうがくいん)は、禅宗である曹洞宗のお寺です。起源は安土桃山時代に禅宗暁堂元龍禪師(天正20年1592年寂)により開山され、廣屋祖澤和尚が元祿10年(1697)に中興したお寺と言われています。
本尊は十一面観世音菩薩です。横浜七福神のひとつである大黒天も祀られており、毎年お正月の時期(1月1日〜1月7日)に秘仏である大黒天のご開帳がございます。また、境内には六地蔵、水子・子育地蔵尊、観世音菩薩、羅漢様を安置しております。一年を通じ皆様にお参りされております。
正覚院の歴史
当山の山号は当地の地名をとって「大豆戸山」(まめどさん)と号しています。安土桃山時代(詳細不明)に禅宗暁堂元龍禪師(文禄元年1592年寂)により開山されたといわれ、廣屋祖澤和尚が元祿10年(1697)に中興したお寺です。
境内の裏山は戦国時代の城跡であったといわれ、当時この地方に勢力を張っていた小机城主との戦いに敗れた落城時の城主が当山に逃れ、開祖元龍禪師の弟子となったという云い伝えもあり、古くから人々を救済する場所であったと考えられます。
正覚院の大黒天は横浜七福神の一つに数えられております。大黒天は古くから台所の神様として知られ、五穀豊穣・商売繁盛・出世・開運・財運向上等のご利益があると信仰されています。
当寺の大黒天は安土桃山時代に当寺をご開山された暁堂元龍禪師が秘蔵奉祀されたもので小さな御神像でございます。それをのちの時代になりまして境内の欅(けやき)の大木から二尺ほどの大黒天像を刻み、その体内に由緒ある小さな御神像を納めているというものでございます。
交通アクセス
TEL:045-421-8516
〒222-0032
神奈川県横浜市港北区大豆戸町1160
□ 正覚院への行き方
●「新横浜駅」の地上から
「東海道新幹線新横浜駅北口」「JR横浜線新横浜駅東口」など
キュービックプラザ地上一階ぐるめストリートを目指し、「迴転寿司まぐろ問屋」と「ドラッグストア Fit Care Express」の間にある自動ドアを出て目前の十字路を左に曲がる。
「篠原郵便局」を左手に通り過ぎて4分ほど歩くと、右手に正覚院の門柱が見える。
●「新横浜駅」の地下から
「市営地下鉄ブルーライン新横浜駅」「東急新横浜線新横浜駅」「相鉄新横浜線新横浜駅」
など
2番出口を出て目前の十字路を左に曲がる。「篠原郵便局」を左手に通り過ぎて4分ほど歩くと、右手に正覚院の門柱が見える。
※ 駅を出て左折後、一方通行の車道に逆らって平地を歩いていきます。坂道ではありません。